![]() |
|||||||
| 7134 | それは英語じゃないんだよ、日本人よ。 | 王老五 | 07.10.13 | ||||
| 最近、所用があり、日本人女性らと電話で話す機会があった。 こちから電話をかける、相手につながるまで録音放送がまず現れ、それを聞いていると、 必ず、Please wait, we will connect you as ,,,, というような内容の機械録音が流れる。 もう一箇所も然り。Please wait. が挿入されている。 なるほど、日本語では、「少々お待ちください。・・・・」だから、「待つ」=「wait」という 単純明快な公式に基づくものなのだろう。 が、日本語で本当に正しい表現は、「電話をお切りにならないでそのままお待ち願います。」と いう意味だろう。ただ、「少々お待ち下さい」では、意味がまだ不鮮明なのだ。 同じように英語でも、Please wait だけでは不鮮明なのだ。For what ? という問いが飛び出す。 その録音放送がいわんとしたいのは、電話をかけてきた主に対し、「すみません、受話器を切らない でそのままお待ち願います。お次ぎ次第、(あるいは、”手が空き次第”か?)お答えします。」 という意味なのだろう。 その場合、英語では決まり文句があるのだ。 話が飛ぶ。 成田空港に降りる、そして出入国管理局の関所に通る。次に順番が廻るところまで列を進むと、 足元に、大きく STOP と赤い線の上に白文字で描いてある。これ、意味不鮮明なのだ。 Stop を使うなら、STOP HERE.とすべし。最近では、子供じみた表現だった。 STOP STOP と繰り返している。 正しくは、WAIT HERE と記す。そこではじめて Wait の単語が生きる。 飛んだ話を戻す。 電話をかけてきた主に対し、そのまま少しの間だけ電話を切らないで待機して欲しい、時は、 英語では、Hold on, please.(pleaseは必ずしも必要でない。)か、Hang on. という表現で 決まりなのだ。それは日本では昭和40年頃までだったか、電話機が壁に取り付ける縦型、そして 受話器がちょうど人の形をした耳元にコードでつながれ、ぶら下がっている、あの旧式の電話機の 名残からきている。つまり、受話器を元の受話器受け口に戻すことなく、手に持ったまま、つまり、 その受話器そのものがぶら下がった状態のままにしておいて下さいね、という意味なのだ。 この表現があってはじめて、「おお、そうか。受話器を持ったままこの状態で待機せよ、という 意味なのだな。よしよし。」と納得できるのである。 「どうぞ」という日本語が、「Please」と同義語になっている。これもおかしな現象が、 日本人社会にある。次回お伝えしよう。 ■ | |||||||
元へ戻る |
|||||||