7120  「日本人のすなる英語もどきを犬のおらもしてみむとするなり」 王老五 07.09.19

 当地にて、日系企業による不動産情報の案内を郵便物でよく受け取る。そうした企業では、服務の
一環として、掲示板を設けてある。そこには「売りたい」「買いたい」「譲りたい」「譲ってほしい」
などの希望が載せられるようになっている。これはこれとして便利なものである。悪質、変質な内容を
載せぬよう、ちゃんと勧進元では目を光らせているようである。これもよし。

 その掲示板で、ある時「ベビーシッター」という語に出くわし、筆者は驚いたことがある。
「まさか、Shitterのことじゃあるまいて・・」でも、最近の流行はゲテモノ志向じゃから、
「ほほん、なら、赤ん坊のウンコの世話だけをする服務が登場したのだ。。まあ、なんともはや・・」
と唸ってしまった。

 が、ややあって、「いや、いくら何でも・・、それはSitterのことを指しているのだろう。いや、
そうに違いない。」と思い直した。

 当地で駐在する邦人は、基本的に英語がそれなりにわからないと仕事が大変だし、毎日の生活にして
からに難儀となる。英語だけでも生活は不十分この上ないが・・・・。80歳、90歳の年寄りが、
日本から駐在してくる例はなかろう。
 されば、「ベビーシッター」は、「Baby Sitter」と英語表記した方が、目にする者にとり、即座に
脳裏に入る。

 しかし、そこなんだ。Sitter、あるいはSitを原語の発音が出来ない日本人が多くいるのだ。なぜ?
だから、せっかく Sitter, Sit と発音しようとしても、それが Shitter, Shit となってしまって
いるのである。
 その原因のひとつが、カタカナ表記にどうしても準拠してしまう悪弊がある。

 以下、ご覧じれ。これはいつもこうした馬鹿馬鹿しい内容を提供してくれている英国のおばさんから
のものである。


 この笑い、理解できるかな?
 笑いごとではない、大多数の日本人がこの絵における犬なのだ。

 「ベビーシッター」? 
 それを伝えるなら、「子守り」という大和言葉があるのを忘れるな。         ■




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