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| 7099 | 日本は本当に電子立国なのか | 王老五 | 07.08.18 | ||||
| たぶん日本在住の人達にとり、目を見張ることだろうが、当地ではついに紙幣ならぬ「プラ幣」 とも称すべきか、「プラスチック材料の通貨」が誕生した。手始めに最も廉価な10ドル紙幣にで ある。 ともかくご覧いただこう。 本来ならば、わざわざ人の手を借りて撮影するほどのことはなかった。二枚並べて机上に置き、その 上で撮影で十分だった。 が、この新幣、透明の窓がついているのである。写真二枚が上下に映っている。上の方だ。その透 明度を示すべく、当社の秘書に自らの手に二枚並べてもらった。下の方が、従来版。通常の紙幣。 新幣の印刷が鮮明、暑さも従来の紙幣と変わらぬ、折りたたみは問題なし。何といったってプラ製品 の紙類に対する強みは、耐水性であろう。そして偽札とここで一線を画すことが出来る。ただ、弱みは 火だけだな。 パルプという天然資源を節約するという意味では、これは大きな環境保全につながる。 当地政府財務当局に依れば、この10ドル新幣を皮切りに今後他の高額紙幣をもこのようなプラ幣に切り替えて いくそうな。 日本? このような計画おあり? ここで思い出す。さらに申そう。 当地出入国にあたっては、「香港居留民」の身分証明書を保有する外国人は、もはや出入国管理局の 係員が待ち受ける検問所に足を向ける必要はない。代わりに電子化システムが処理してくれる。早い。 当地我々外国人「香港居留民」はおろか、地場の香港人は「香港永久居留民」の身分証明書を持つ。 その身分証明書はこの数年前、ハイテク化した。中に当人の指紋情報も盛り込まれている。大きさは 通常の信用カードと同じ。いくぶん厚みがある。通常のカードと同じ大きさだから、格納に便利だ。 かつての日本における自動車免許証、・・ あれは格納に困った。通常のカードのポケットに入らぬ 大きさだった。運輸省の役人というのは、生活の便利さということに何ら念頭に浮かばぬ愚か者ばかり なのだろう。最近になってその自動車運転免許証は、通常のカードと同じ寸法になった。やれやれ、 これでやっと世間の土俵に上がることが出来た、というものだ。 さて、当地の関所通関。 もちろん、従来の係官が待ち受ける検問所は従前通り存在している。 電子ハイテクシステムは、「E−channel」と当地の出入国管理局は名づけている。略して、 当地の人らは、「E道」と称している。 それは門が二重になっている。第一関門。身分証明書カードをまず挿入する。そこで「はい、カードを取り 戻しなさい、そして第二関門に進みなさい」という合図を待って、ほんの2歩か3歩程度ぐらい 離れた第二関門に進む。そこでは、指紋の査証がある。親指をじっと指定の場所にあてがい、暫く不動 のまま、機械がOKの信号を出すまでじっとする。OKの合図が出ると、その第二関門の小さな門が 開く。晴れて自由の身となって前方に進行可能、という段取りだ。 実に有効だ。早い。だから、香港を出入するにあたり、もはや我々外国人でも旅券を示す必要がなく なった。 日本? このような案おあり? 数年前までの日本、日本人でありながら、出入国時、あの出入国カードの記入が要求されていた。 そんな時分、当地香港ではまだ「E道」は完成していなかったものの、旅券提示だけであり、そんな 出入国カードの記入は要求されていなかった。それは無論、「香港居留民」に対してであるが。 だから、そんな頃、「俺にとり、何だか日本国は外国のように映り、香港に国籍のあるような」思い がしていた。 やっと数年前になってはじめて日本の法務省は、自国民が出入国の場合、カード記載の義務を解放 する決断に至ったのだ。遅い。 これらの事実は、畢竟、日港における行政サービスの差といえよう。行政、つまり役人共らの差で ある。今の日本の役人共を全員解雇し、公募で再雇用すべし。自治労を解体すべし。日教組を解体す べし。 ■ | |||||||
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