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| 7086 | こんなにがっかりしたことはない、日本人に | 王老五 | 07.07.05 | ||||
| ともかくご覧じれ。 知人から入手した産経新聞、七月三日付。 その前に、一言産経新聞に物申す。通常の一般紙は当然ながら日本人の国語である日本語を縦書きで 表す。日本語はそうなのだ。今、この頁、仕方なく横書きで進めている。それは画像の挿入が、縦書き ではまだ不可能なのだ。だから、仕方がない。本来はすべて縦書きで記したい。もし、読者諸賢で、 縦書きにて画像挿入が可能な軟件をご存知の方は、一方願いたい。 さて、産経新聞に対してである。 せっかくの縦書きに書いているにも拘らず、文章中に登場せる数字は、算用数字を用いている。 縦書きの日本語に用いる数値は、本来ならば「漢数字」なのだ。確かに国家予算のような桁の大きい 数字となると、漢数字ではなかなか読みにくい場合がある。そうした巨大な桁を有する数値を表す時は 致し方ないものの、一個、三日、九月、といった僅か一桁の数字が含まれる単語にも、「1月、3日、九月 ・・」と表している。 ところがおかしいのは、「十数日」「二十数個」といった場合、このように漢数字を依然として 使用している。まったく均衡感覚欠くこと夥し。産経には良識があるのか。 さて、本論に入る。 上記の表。一目瞭然だろうと思う。 例えば、二〇〇三年の実績だけを拾ってみる。日本人で自然科学分野にて、米国で博士号を取得した 者は、202名。一方、中華人民共和国から米国に留学している学生では、それが2,533名。どうだい。日本人は 中華人民共和国の学生の実績に比べ、人数ではその一割にも満たぬ。さらに、だ。他国では 韓国、台湾、そして印度の後塵を拝している。言っておくが、韓国、台湾は人口面では日本の半分にも 満たぬ国家だ。それなのに、その倍、あるいは三倍以上の人口を持つ日本という国家から米国に出て いる日本人留学生が取得する自然科学分野での博士号の数は、その二カ国それぞれの数字にさえ、 追いつかない。 こんなお粗末だったのか、日本人は。 上記日本以外の三カ国は、経済面では国力としてまだまだ日本の後塵を拝している。ということは まだまだ米国留学は、経済的に困難さが日本人の場合よりも深刻であることを物語ろう。 それなのに、だ。 嗚呼、もはや言葉を失う。 最近、日本人はオリンピックなどの国際運動競技における低迷が続くが、筆者は所詮それは運動に 限ったものだ、運動がすべてではない、運動選手でも悪事を働く奴が後を絶たぬ、要はおつむだ、と 思い込んでいた。が、それがまったくそうではなかった、ことが判明したのだ。 中華人民共和国の1割以下、おお、なんだい、これは。中華人民共和国となると、まだまだ国内の 大都市の学校に進学したくても出来ない農村地帯の若者がわんさといる。日本? 熊本の田舎からで も、簡単に東京の下らぬ私学に進学できる。そして新宿、渋谷、六本木などで徘徊する馬鹿学生に 落ち着くのが大部分だ。 こんなに日本の若者(博士号を取得しようというのが、若手が主体であろう)はお粗末だったのか。 愕然以上の愕然とする。言葉を失う、とはこのことだ。 何年前だったか、京都の企業メーカーに勤務する技術者がノーベル賞を受賞した時、時の宰相だった 小泉純一郎は、「日本人って大したものだろう。」と記者に大見得を切った。こんな程度の人物が戦後の 記録によれば、第二か第三の長期政権を誇ったという宰相だったのだ。この低迷からさらに低下するのは 若者だけでない。ペンキが剥げてきたな、日本人の資質は。 ■ | |||||||
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