7043  環境及び生物破壊の実態 王老五 07.03.15

 このSouth China Morning Post紙は、日中の歴史問題ではことに日本に対し、厳しい評論をするけ
れど、政治、社会、そしてこの環境問題などでは、かなり北京が耳の痛いことを取り上げる。勿論、
北京ヨイショでは、世界中どこの国が束になっても適わない邦字紙は、そんな北京が面白くないことは
書かない。

 以下。一月三十日付。



 ほぼ一面に亘ってこの事実を写真を軸に捉えている。写真の内容が実態を実によく伝えてくれている。
文章は要らぬほどだ。つまり、ダイナマイトを使って海の水面近くを爆破させ、その爆破による犠牲と
なった魚を簡単に拾い上げる漁である。場所は東シナ海でも香港に近いところである。

 上の三コマに跨っている写真をひとつひとつ以下にScanしたものをお見せする。



 これが一番左側の写真である。小舟に乗っている三人のうち、真ん中の男がダイナマイトを海に
向かって放り投げたところである。



 これが真ん中に位置する写真。
 まさにダイナマイトが水中で爆破した瞬間である。三人とも固唾を呑んでいつ爆破によって浮き
上がってくる魚を捕らえようか、と構えている。



 収穫だ。にんまりだろう。その三人は。

 浮き上がってきた魚は無残にも、このように・・・・。



 香港の西貢から東85キロの海上だった、と解説している。

 この記事を当社の大陸出身の秘書に見せれば、彼女はこの実態を知っていた。ということは、
こうした漁は日常化している、ということだ。

 環境保護運動の団体は、自らしこしこ作業するのも良いが、一方では、こうした生物以下の
連中らの実態を摘発することも、世の中に寄与するのだということを周知なのだろうか。自らだけの
作業では社会的な摩擦はそう生まれないだろう。実態を摘発する、という行為をすれば、当然周囲との
摩擦、軋轢、衝突が発生するだろう。が、それに立ち向かっていく勇気が必要となろう。ぶりっ子の
ままでの存在は継続できない。
 
 東シナ海さらには南シナ海、さらには南方の海で出没する海賊船は、略奪品を背負ってどこに
帰投するのかというと、たいていが、この東シナ海沿海地区に点在する中華人民共和国の港なのだ。
  
 こんな実態も、邦字紙だけを読んで世界がわかったと思っている御仁には、まったくの未知の事実で
あろう。邦字紙は、日本人を覆面させている、といって過言ではない。

 さて、これに似たことが60余年前に発生した。そしてその魚に相当したのが日本人だった。
 アメリカが広島・長崎に落とした原爆である。住民はこの魚のように、簡単に焼けこげ、屑化した。
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