7028  掘り出し物 王老五 07.02.22

 もう今からとなると、二年近く前になる、西安にはじめて出張で訪れたのは。申すまでもなく、
古の都、「長安」である。

 ほぼ商談を終え、最終日、飛行場まで送ってもらうまでの時間、西安の中心街を客先が案内して
くれた。骨董屋に顔を出すと、弘法大師に遭遇した。




 版画のようなものである。
 かなり大判である。日本人では弘法様だけだった。最澄のそれはなかった。後は支那の僧、そして
僧以外の人達のそれであった。

 これを観るに、筆者は初めて自ら納得できた。
 「ふーん、弘法大師は、やっぱり長安に留学に来ていたのだ。間違いない。」

 これは日本でもお目にかからないのではないか。                 ■





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