6067  去る日曜、尖閣諸島付近の出来事 王老五 06.10.28

 まず電子版邦字紙を眺めてみた。
 産経紙、写真入りでの報道記事があった。が、その場面はまだ日本の巡視船と香港側の漁船仕立の
抗議船との距離はかなり隔たった状態であった。それでは緊迫した状況が読者に伝わって来ないで
あろう。
 朝日ごとき、徹頭徹尾、北京側が主語になっている記事である。写真なし。「中国外務省は、、、」
からすべて始まる。新華社東京支部たる面目躍如というところか。そもその”中国外務省”という
呼称からしてそれは間違いである。そんな名前の行政機関は、中華人民共和国にはない。あるのは
”中華人民共和国外交部”なり。
 わかっとる。「でも、、”外交部”だけでは、日本人には馴染みが薄いので。。。。」と。
 ならば、尋ねる。「”主席”、”弁公室”という呼称は、日本人には馴染みが深いのか?」

 日本の報道機関の見識はないものに等しい。

 さて、当地 South China Morning Post紙。
 本日付である。



 日本人よ、これをよく見よ。こんなに激しい現場での競り合いがあったのだ。なぜこの姿を邦字紙は
伝えないのだ? 片手落ちどころか、職務怠慢だ。
 海上保安庁の巡視船とて、命がけの行動に従事している。涙が出そうになる。

 邦字紙の報道に戻る。
 産経、朝日、いずれも「中国外務省は、、、抗議した。負傷者が出た。。」とある。

 さて、South China Morning Post 紙。この写真の下につながる記事内容は以下である。


  
 どこにも「負傷者発生」の記述はない。
 この記事のみならず、仮に負傷者が発生すれば、それこそこのSCMP紙でも一面トップにオドロ
オドロした記事が出よう。
 事故があったのは、十年前、やはりこのように香港から漁船を仕立て抗議にやってきた船から、
間抜けにも一人海に落ちて犠牲となった。その犠牲者に花を添えた、と上記記事にある。

 いいかい。ここでわかろう。
 北京政府のいうこと、嘘八百がいかに多い、かを。
 やい、日本人よ、目が覚めたか。覚めていなければ、早く目を覚ませ。         ■





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