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| 6043 | $20と$6の差 | 王老五 | 06.09.11 | ||||
| この項、日本在住の方にはいささかピンと来る話題ではないかも知れない。が、香港旅行を計画 される場合、脳裡の片隅に入れて置かれたい。 北角に、「北角海逸酒店」英語名 Harbour Plaza North Point というホテルがある。北角と いうよりは、Quarry Bay 寄りであるし、そのQuarry Bay地下鉄駅の北角よりの出口を出た突き あたりに位置する。 このホテルの経営は、当地泣く子も黙る「長江実業」のグループに属する。つまり李嘉誠の傘下に あると表現すれば、ピンと来る向きは多いだろう。 四年ほど前だったか、筆者はこのホテルの服務式住宅の方に四ヶ月住んだ。別にあわてて出る 理由はなかったが、筆者は最初に契約を決めた時の Sales Manager 宛、電郵発信文に、同ホテルの 夜間における Duty Manager 四名のうち、たまたま一人が日本女性に対する不満を、ある小説に 形容してあった鈍い女性をバカにする表現を使って書いた。その Sales Manager からは、以前から 入電文の一切はすべて General Manager の目を通る、ということを知っていた上でかく筆者は、 その女性の鈍さを書いた。 Duty Manager の他の3人はいずれも非日本人であった。Sales Manager は、香港人と英国人の 合いの子、General Manager は紛れもなく英国人だった。何代目かの 007の主人公にそっくり だった。筆者はその日本女性とは顔を合わせたことはなかった。電話で2,3度会話した程度だった。 その翌日、いきなり当の General Manager から電郵が入り、「私のスタッフにかくのごとき、 侮辱を受けたことは、限度を越える。よって、二日後に出ていってもらいたい。」というもので あった。 仕方ない。指示通り、荷物をまとめた。 さて、次にどこへころがりこむか、と思案に暮れた時、以前打診したことのある、Grand Plaza Hotel に目が走った。その頃、空きの服務式部屋は塞がっていた。ご存知、ジャスコ店の上に位置 する「康蘭酒店」である。 ここも建物の上半分は、服務式住宅になっている。 この経営は、Hang Lung グループである。「恒隆地産」である。 そこに移って驚いたことがある。 通常、階下か、屋上に近いところに、住人が洗濯可能な施設をこしらてある。大概、コイン ランドリーとなるが。 前者は、それが $20 、後者は$6 という費用の開きに直面したことである。三倍以上だ。 それに出くわしたのは四年前。 現在、筆者は同じ恒隆グループに所属し、僅か二ヶ月だけ住んだ Grand Plaza から現在地に 移転することを、特例として許可してもらい、現在に至っているが、コインランドリー代は、やはり $6 のままである。 洗濯は必須だ。 北角の Harbour Plaza North Point にいた頃、毎回の洗濯に $20 を出費するのは痛かった。 今、毎度の洗濯時、出費の痛さをさほど覚えることはない。 こんなに違うのである。 ■ | |||||||
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