5117  悲惨な炭鉱事故 王老五 05.12.10

 衛星を飛ばした。有人飛行を日本なんかより先駆けだ、と北京の共産党幹部と党機関紙、
人民日報、新華社は踊っている。が、一般の、農民までいかずとも、我々の取引先らでも、
そんなことにはまるで無関心なのである。「北京の幹部のお祭りだ。おら達に何の利益がある
か?」と。

 これはいつも馴染みのSouth China Morning Post 紙、12月9日付から切り抜きしたもので
ある。
 また炭鉱爆発事故である。54名の死亡が確認され、22名が行方不明だ、と。
 切り抜きは、今年に入ってからの事故を羅列してある。


 
 まるでイラクにおける戦場を思わせる犠牲者数か、と勘違いするほどである。
 今年に入ってから、だけの統計であり、過去ずっと似たような事故が連続している。
 当局は、事故防止に拱手傍観している、との証左であろう。気の毒なのは、そうした犠牲に
なった炭鉱労働者達である。危険だと承知しながらも、それでしか収入の道がないとなれば、
ヘルメットを被り、杜撰な地下道に下りていくしかない。

 こんな国が、オリンピック開催? 宇宙衛星? 
 このあまりにも際立った歪みが、いつか共産党政権打倒という動きにつながっていくといふ
可能性が棄て切れない。過去の歴史がそう示している。

 中華人民共和国の暗い面を報道しない邦字紙に代わって、筆者はかく伝える。 

 この前、週刊現代だったか、新潮だったかにあった記事に、「新潟のある<中年引きこもり者>が、
襲われた地震で家が崩壊した。その刺激で<引きこもり>が直った、という」という趣旨だった。
 そのことが引き金になり、筆者かかく提言する。

 「日本の<引きこもり若者>を首に縄をつけでも、引っ張り出す。小泉内閣発足時、北のせがれ、
金正男がこっそり成田に飛来したがいったん検挙され、日本の司直に拘束されたものの、
このアンちゃんの正体がわかっていながら、当時の森山法相が”当人を特定できなかった”と
いう口実で北京に送還した。が、実はその北京行き飛行機便に外務省の局長が同行して
いた。見事に国民を欺いた小泉内閣の端緒であった。それに倣い、<引きこもり若者隊>の
北京行き便に外務省高官に同行してもらう。北京についてから、上記新聞記事にある事故
勃発せる著名な炭鉱地区に三々五々派遣す。そこで帽子を被らせ、何十年このかた改良された
試しのない、いい加減な鉱道に降ろし、へっぴり腰のまま汗を流さす。<引きこもり>なぞ、
すぐに解消すること請け合いである。」
 
 付記・・ 11日付、SCMP紙によれば、上記炭鉱事故のうち最も最近発生した Tangshan 唐山での
     事故犠牲者は、90名に昇っている、そしてまだ18名が行方不明との由。犠牲者の家族が
     補償金として受け取るのは、220,000 人民元だという。 ざっと邦貨に換算すれば、
     1,700,000円強か。  ■





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