5096  何の脅威を感ぜぬこのお天気政府 王老五 05.10.16

 このことに接し、日を追うごとに、それが怒りから、情けなくなるやら、呆然とするやら、
・・ 名状しがたい思いに駆られた。
 きょうび、衛星の役割が軍事第一、余った任務をちょこりと民生用というのが、国際の常識で
あろうが・・・・。 が、この「お天気国家」の政府はそうでないらしい。

 これは十月十三日付、SouthChinaMorningPost紙の記事である。


 
 これは一面全体をDigitalCameraで撮影したものである。Scannerでは全容を捉えることが
できない。
 中華人民共和国は自国の快挙だけにお祭り騒ぎで沸いている。無能首相「温家宝 WenJiabao」
ごとき、これ以上のはしゃぎようはない、といった感じである。

 その見出しは何と書いてあるか。
 「日本、宇宙計画に何の脅威も受けない。」というものだ。当初、この見出しだけを見た
時、”あれっ? 日本とて、対抗して何かの計画を打ち上げたのか?”と思ったさ。
 が、何のことはない、主役はあくまでも中華人民共和国であり、日本はただの脇役。

 さて、記事内容をみてみよう。



 上の一面全容の中から、冒頭記事の部分をScanして拾い出してみた。

 細田官房長官が「心の底から今回の快挙にお祝い申しあげます。」と祝電を送ったそうな。
 ”心の底から”だとよ。属国だね。あたかも唐の時代に戻ったかのような感じを受けるね。

 そして、だ。細田は記者会見か何かでわざわざ付け加え、「〈中華人民共和国における〉
宇宙開発と軍事とは何ら関係はない」とまで、敵に塩を送っているのである。

 記事に書いてある、「こうした祝福を中華人民共和国に送った国々はごく限られた国家と
なっている。」と。そのうちのひとつがロシアだと。そりゃそうだろう、ロシアは同盟国だ。
 米国の反応は、下院における「アメリカー中華人民共和国 共同作業チーム」の一下院議員が
形だけの祝電を送ったに過ぎない。日本政府における細田が送ったのとは、比重が比較になら
ぬほど軽い。ただの実務レベルの作業班長が送った、だけのことだ。

 今、中華人民共和国と日本とは、主に日本海底におけるガス開発をめぐっての折衝が続いて
いる真っ最中、そんなヨイショするのは害務省の思惑は織り込み済みなのか。万が一、そうだ
としても、それはあのテキには通用しない。よけいに傲慢にさせるばかりなのだ。
 こちらが買い手として、中華人民共和国の製造品の出来を褒めれば、次回からは必ずと
いっていいほど、値上がりをみるのが関の山なのだ。日本だと逆だ。生産者側は、「おお、
わが社の製品を褒めてくれた。買い手はいい人だ。そんないい人にもっともっと売って貰いた
い。だから、気は心、少しばかり値下げしよう。」となる。

 その万が一でない場合、もはやこれは国際常識における幼稚園児並みの認識であろう。

 とにかく日本政府の対応は、世界の物差しからすれば、到底不理解なことばかりだ。  ■





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