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| 5013 | 趙紫陽の告別式を明日に控え・・・ | 王老五 | 05.01.28 | ||||
| ざっとWebSiteではあるが、邦字紙の報道を眺めてみたが、このことに言及している新聞は いない。所詮、Websiteであるから、紙幅に限りがある為、本ちゃんの紙には報道記事が載って いるのかも知れない。が、大した扱いではなかろう。そこそこに特筆しようという意図が新聞社 側であれば、とっくに紙幅の都合があるにせよ、Websiteにも載っているはず。 ところが、紙幅に限定されるWebsiteに掲載されている記事は、ろくでもないスポーツ芸能の 記事が割と載っている、これはいったい何だ? 痴性の証拠だろう。いつまで経ってもまともな 大人の紙面を構成できない邦字紙共だな。 趙氏は、一時期は国家を代表する宰相の立場にもなった人物。それがあの天安門事件で、 良識を示した為、時の最高指導者、Deng小平を筆頭に、共産党の怒りを買い、直ちに失脚され、 それ以来延々十五年に亘って自宅軟禁を強いられた。父の死にあたり、娘は「これで晴れて父は 自由の身になりました。」と語っていた。肉親ならではの感想だろう。 1984年、中華人民共和国と英国が、香港返還の調印をした際の署名者が、Thatcher女史が 英国の首相であったし、中華人民共和国側の代表で署名した人物がこの趙氏なのだ。それだけに ひとしお香港にとっても、感慨深いものがあって当然なのだ。 さて、ずいぶんすったもんだの末、趙家と北京当局が明日の土曜に告別式を挙行することに 折り合いがついた。土曜か日曜に、というのは、趙家の意向に沿ったものだ。そして革命闘士が 同様に祀られている八宝山で挙行されることになった。ただ、葬式そのものはごく簡単なものに 済ますらしい。参列者の予定は1000人程度の由。 けふのSCMP紙に掲載されていた記事が以下である。ということは、この事件が起きたのは 昨日である。 ![]() これはもう見出しの四行だけで十分中身が言い尽くされている、といってよいだろう。 屋上屋を重ねるが、念のため、 「故趙紫陽の霊にお参りしようとした何十人が、殴る、蹴る、挙句には拘置までされる被害に あった。」 というのが、大文字の見出しであり、次の小見出しは、 「元共産党書記長の葬儀を前にして、当局はいっそう取締りを強化する」 でよかろう。 亡くなった人は、本来はもう仏様なのだ、その霊前に手を合わせようとするのさえ、当局は ぴりぴりになっている、ということだ。暴力を受けた中には70歳の老婦人すら混じっていた という。 当局が恐れているのは、この趙紫陽の死をきっかけに、十五年前のような運動が勃興して 来ることだ。だから、煙の段階でたたき潰そうというのだろう。 とにかく、かつては、共産党トップにもなった人を、である、その亡くなった人の霊前に 手を合わせようという敬虔な庶民達にすら、力づくで抑え込んでしまおう、というのが、 依然として共産党の実態である。 そんな共産党であるから、隣の国が、自国の戦没者の霊を慰めるべく、頼りないが一応宰相と なって坐っている男が、手を合わせようとすれば、平気でちゃちゃを入れることなど、朝飯前 だというのが、分かろう。 そんな連中から釘をさされた(昨年秋の首脳会談)からといって、一、二日前かの、衆院か 参院(どっちでも変わりはないが、参院の存在など、盲腸に等しい)の予算委員会で、管議員の 質問(今年は靖国参拝するのか?)に返答した小泉は、答えを逃げ、ただ「適切な判断で臨む」 としか答えることが出来なかったそうだ。 その報道を、朝日は、鬼の首を取ったかのように、 「昨年秋にあのように北京の首脳から釘をさされている為、、」と知ったかぶりのことを書い ていたが、実態はどうなのか? 本来ならば、昨年秋、その会談時、その話題が出たところで、 ぴっちり「靖国参拝の件は、貴国にとり、わが国に対する内政干渉である。」と言明すべき ところだった。が、小泉はただうつむいているばかりだった。当地新聞報道の写真でも、 小泉がうつむき加減にいるところを撮っていた。 今更でないが、情けない宰相だ。あーあ。同時に、邦字紙とてお粗末極まる。今北京が もっとも判断に苦渋しているところを、なぜ特筆大書して捉えないのか? 北京に惻隠の情を 感じとり、伏せているのか? それじゃ、並み居る邦字紙は、「新華社」東京支局か、「人民日報」日本支部だぜ。 ■ | |||||||
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